6次産業化・
農商工連携コーディネーターとは
コーディネーターの役割(仕事)とは
6次産業化・
農商工連携コーディネーターとは
農商工連携等に代表される食を通じた地域活性化の取組において、現地コーディネーターや現地担当者・事業者の方々などの様々場面におけるサポートを目的に、関連する分野において専門的な知識・経験を有し、現地コーディネーターへの指導・助言等を行う専門家、有識者、実務者。
コーディネーターの種類
マネージメントフォロアー型
地域戦略の構想立案や企画、枠組の推進状況等を客観的に把握するための手法等が実施できる。
コーディネーターの
派遣・配置対応の種類
ステイ型
自身が持つ職務が地域活性化支援などコンサルタント等であることから、現地の要望に応え、一定期間や1ヶ月に数回など、現地に赴くことができる。
3つのコーディネートの事例
1. 大手コンビニとのコラボおにぎり開発販売
依頼内容 | コンビニ総菜担当者は、新商品開発に対して頭を悩ましていたところ、地域食を出した調味料・素材に目をつけ、次の商品提案に地域食を出した調味料や具材を使ってみようということになった。 |
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- 調味料の特徴は何ですか?
- 販売計画、使用量の確認、原材料の確保
- 衛生管理、品質管理、危機管理等、調味料製造工場の検査
- プレスリリース支援
- 調味料製造スケジュール、リードタイム設定
- POINT
- コンビニから、販売計画を作成いただき、調味料製造に入ることができた。また、期間限定としたため、生産量にロスがなく完売に至ることができた。
2. スーパーマーケットのカレー・スープのOEM
依頼内容 | 新設の商品開発課発足による、利益のとれる商品を自社開発したいと依頼があった。 |
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- 商品開発課による事業計画をもとに商品化する商品の絞り込み
- 開発予定商品の自社バックデータ分析
- 店舗と目標販売数量の合意形成
- 広報媒体、店舗デコレーション準備
3. 板わかめで、産業の復活
依頼内容 | わかめ加工品を手がける卸販売会社より、外国産から国内産に切り替えたいが、わかめがあるところ、製造してくれるところはないですかと相談をうけた。 |
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- 販売は、メーカーが一手に行う
- 製造指導は、メーカーより行う
- 遊休加工場の調査・整備
- 事前主体者の選定・調整
- 製造体制・製造スケジュールを決める
- 製造ロットの確認
- POINT
- 売り側からの依頼とあって、製造の具現化、事業主体者の選定がとても大切な取組となった。